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博多の森はなんか良かよ〜

冬季オリンピック開会式と涅槃図に意外な共通点

冬季オリンピック開幕しました
私は特に興味のある競技があるわけでもないけれど、逆に普段見ない分楽しんでます

やっぱり楽しみな開会式

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録画してざっと観ました
韓国の神話をモチーフにした幻想的なステージでした
そんな中、出てくるキャラクター青龍、朱雀、白虎、玄武の四神…
これってどちらかと言えば中国の神話では??
まぁお隣ですし、もちろん日本でも風水とかでお馴染みですけど…

ま、それは置いときまして
「超怖い」「夢に出る」「子供がみたらトラウマ」などと話題になった"人面鳥"

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平和な時代にしか出てこない不死鳥で、平和の象徴だそうです

確かにインパクトありました~

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そんなこんなで日曜日、
月イチ坐禅会参加

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今日は大阪から参加の4人家族がいらしていて
聞いてみましたら、
ネットで検索すると福岡のお勧め観光スポットで紹介されているらしく、それ見て来られたとのこと
当のお住職もびっくりしてました
「うち、観光スポットなっとんのですか?」て^^;

でもこのご家族はとってもラッキー
この時期、2週間だけご開帳の涅槃図を見れたから…
お住職からの絵解きもありました

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※お寺の許可を得て撮影しています

(過去ブログより)
涅槃会: https://blogs.yahoo.co.jp/positanjp/35645014.html

なかなか大きな掛け軸で、描かれたのは 元文二年(1737年)2月とありました

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八代将軍吉宗の時代ですね~
貴重な一品です!

そして、ここに驚きの事実…
お釈迦様の入滅(葬式)を描いたこの絵には
入滅を悼み悲しみ集まってきたありとあらゆる生き物が書かれています…

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干支の十二支もここからきています

中には想像上の生き物もいて、
先の青龍、朱雀、白虎、玄武、そして麒麟など…

そこになんとなんと 人面鳥もいたのです…連日お会いします、奇遇です(^^;

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正しくは「迦陵頻伽(かりょうびんが)」と言う上半身が人で、下半身が鳥の仏教における想像上の生物だそうです
中国の仏教壁画などには人頭鳥身で表され、日本の仏教美術では、有翼の菩薩形の上半身に鳥の下半身の姿で描かれてきたとありました

愛らしく感じるのは上半身が菩薩様だからでしょうか
何だかとっても美味しそうなお菓子を盆にてんこ盛りで運んでます

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こっちの人面鳥はとってもキュートでした
毎年見てましたが、新しい発見もあるもんです(^^
ほんと奥が深いです

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